
建設業許可を取ろうとした人が必ず感じる「手続きめんどくさすぎ」問題
建設業許可を取ろうとすると、手続きの煩雑さにうんざりする人がたくさんいます。
「書類は多いし、手引きを読んでも分からないことだらけ。挫折しそう…」――そんな声をよく聞きます。
なんでこんなにめんどくさいのか?
建設業は、社会にとって特別で重要な業界です。安全性が求められるうえ、扱う金額も大きいので、トラブルや事故を防ぐために厳しい規制が設けられています。だからこんなにめんどくさい手続きをして規制をクリアしなくてはいけないのです。

日本には「職業選択の自由」がありますが、好き勝手働いていいわけではありません。「公共の福祉」の制約のもとに規制をかけられることもあります。
例えば、「俺は明日から医者になるぜ!」が許されてしまえば、社会が成り立ちません。医師は、資格や条件を満たした人だけがなれます。建設業も同じです。
建物や道路、家を作るという社会に密接した、インフラを支える大切な産業――それが建設業です。もし、悪い業者が好き勝手に大規模工事をすれば、社会は大混乱になります。
そこで、「建設業許可」という制度で、一定の条件をクリアした業者だけが大きな工事を請け負える仕組みになっているのです。
しかも、「一度許可を取れば後は自由♪」というわけではありません。5年ごとに更新して、条件をクリアし続けているかのチェックも受けなければいけません。
また、特別な工事には、さらに厳しい条件が追加で課されることもあります。
客観的に条件クリアしていることが分かる書類をたくさん揃え、煩雑な手続きをこなし、信頼性の高い建設業者だと証明するプロセスが「建設業許可」の申請です。「めんどくさい!」と感じるのも無理ありません。
でも、これは建設業が社会にとって重要だからこそ。きちんとした技術力と信頼性をもつ業者が活躍できるよう、手続きが厳しくなっています。
建設業許可を持って建設業で働くというのは、社会のインフラを支える、信頼性の高い仕事に携わっている証でもあるのです。
専門家に頼るという選択肢
建設業許可の手続きは大変ですが、重要な産業だからこそ「めんどくさい」のは当たり前ともいえます。ただ、書類作成や手続きに時間を取られすぎるのはもったいないですよね。
行政書士は、こうした規制手続きの専門家です。
みなさまが安心して本業に集中できるよう、書類作成から提出まで手続き全般をサポートしています。社会のインフラを支える建設業のみなさまの力になれることは、私自身とてもうれしくやりがいを感じています。
「自分でやるのは無理かも…」という方はもちろん、「自分でするか外注するか決めかねている。まずは話だけでも聞いてみたい」という方も、一度お気軽にご相談ください。
